みんなの感想

ドキュメンタリー映画「かけはし」に寄せられたご感想より

映画『かけはし』編集後記と李秀賢さんへの思い
 本日は私にとってとても大切な機会を作ってくださり、本当にありがとうございました。「人と人との交流こそが平和の礎」との趣旨、私も常にそう思っていました。劇中、日本の青年が「心に国境を作っていないか」という問いはまさに至言だったと思います。国境を「差別」とも言い換えられるでしょう。私たちは知らず知らずのうちに、そのような壁を自分自身に築き、その理由を他者に求める。韓国の若者が日本の教科書を買い求めた姿は、他者の背景を含めて知る事で初めて相互に橋をかけられるのだという視点であり、まさに我々日本人に足りなかったことと自省いたしました。
 私は、世論として嫌韓感情が高まる時、また自分の中でもその気持ちが沸き起こってくる時に、李秀賢さんのことを思い出します。人は自分が属する集団に帰依する時、マスイメージという化け物に支配されてしまいます。それに対する戒め、人間であることそのものに立ち返ってみよう、そうすればそこに国家人種民族出自の違いはない、ということ。古来地球上の様々なところで様々な争いの歴史があった。その時代ののっぴきならない力学があった。そこに不幸があった。だがそこに拘泥するのではなく、明日を作り上げよう、力を合わせることができる。李秀賢さんのメッセージはそのようなものであったと確信しています。
 そうした李さんのメッセージを常に思っていましたが、私にとってはそうした日韓親善以前に、もっと深い意味を持って、故にずっと心の奥底で棘のように思っていたことがありました。 事件当日のことは忘れられません。私は(もう現場を離れてだいぶ経ちますが)新聞記者で、当時警視庁担当でした。あの夜は多忙な合間を縫って、他社の記者と新大久保で飲み会をしていました。盛り上がってきたところで1人の携帯が鳴り「酔っ払いが駅ホームから落ちてはねられる事故があったから、現場に行け」との指示がありました。事故の担当ではない記者も私の他にもいましたが、一人が「現場行ってくる」と抜けたことで、飲み続けるムードでもなくなり、飲み会はお開きになりました。私は「やれやれ、なんと迷惑な酔っ払いなんだ」と思いながら帰宅しました。
 その翌朝のニュースで、李さんと日本人カメラマン関根さんがホームに落ちた人を救出しようとして亡くなっていたことを知りました。私は自分を猛烈に恥じました。異国の地で信念に基づき命と引き換えに高潔な行いを厭わなかった人に比べ、自分の何と情けないことか、と。そんな思いがずっと心のどこかに棘のように刺さっていました。
 事故の翌年、福岡に転勤になりました。それまで私は特段韓国に関心があったわけでもありませんでしたし、むしろ時折疎ましい思いがあったことは白状しなくてはなりません。そんな私が様々なご縁を得て、福岡と韓国、なかんずく釜山とのビジネス交流を多く記事にしました。仕事でソウル~釜山に行ったほか、取材で知り合った方を訪ねて家族を連れて行ったこともありました。そこでの出会いや体験したことから、私は、祖国の文化に対してと同じように、韓国の伝統文化にとても敬意を持つようになりました。
 一方で、先ほど申し上げた心の棘は、時折思い出すとまるで遠くで降る雨が近づいてくるような気持ちになりました。信念で生きているか? という問い。私がそれに常にがえんずることができていたかどうか。そうした問いから私が長く時間をかけてたどり着いたのが、「心の声に背かない」という、当たり前のことでした。
 そうした中での今回の鑑賞でした。その感想は冒頭に申し上げたとして、私は辛さんにお目にかかり握手をすることで、私が自らに感じ続けてきた棘について「そんなものはないのよ」とおっしゃったように感じました。地球上で最も大きな悲しみ、それは我が子を失った母親の気持ちだそうです。そんな人が前を向いて歩んでこられた。私も子を持っていればこそ、なおのことその覚悟に打たれました。
 上映会の後、怪我をして入院している義母を見舞いに新宿の病院に立ち寄って、さあ帰ろうとGoogleマップでルート検索したところ、指示されたのはいつもの新宿駅ではなく、新大久保駅でした。私はあのホームから帰路につきました。この偶然こそ、もしかしたら「覚悟新たにせよ」との天の計らいだったのかもしれません。
 歴史上、激動の時代には必ずメッセンジャーの役割を持った人が現れてきました。キリストは言わずもがな、近代でもガンジーやJFK、マーティンルーサーキング牧師、ジョン・レノンなど、彼らは例外なく、自分の命と引き換えにその時代の人々に大いなる気づきを与えてきました。李さんももしかしたらそのようなお役目を持ってこの世に来られたのかもしれない、と思っています。(匿名/50代 男性)

 

✨たとえ国同士の関係が悪くても、個人と個人の間に出来た「小さなかけはし(相手を理解しようと思う気持ち)」がたくさん生まれれば、やがて「大きなかけはし」になる。この作品では、韓国と日本だけど、これは全世界でも、身近な人間関係でも、個人の中ででもいえることではないかと思いました。音楽も素晴らしくて!優しくて繊細なメロディーが相乗効果を生み出して、最初から最後まで感動の涙が止まらなかったです。学びの多い映画でした。何度も観て感じたい。若い人たちにも是非!観て欲しい映画です。また上映される日を心待ちにしています。(足立睦子さん・女性)

 

✨第1章の最初から涙がずっととまりませんでした。美化するのではなく淡々と描かれ、どんどんひきつけられていく。この映画を広めることが、今の時代を変えていく!なんだろう・・・この感動・・・。芸術作品か?といえば、そういう評価ではないかもしれない、でも、そんなことを超える本質的な感動がある。驚きました(70代・男性)

 

✨どんなに政府間の関係が悪化しても、民間交流は大事だということを改めて感じました。友達のいる国と戦争しようとは思いませんよね (男性・50代)

 

✨JR新大久保駅での事故のことは知っていましたが、その後のご両親の活動をこの映画で初めて知りました。映画を見ながらずっと涙が止まりませんでした。日本と韓国の友好が広がっていくように、世界中の国々が友情で結ばれていくよう、私たち一人一人が何か自分に出来ることを見つけて行動することが大事だと思いました(30代・女性)

 

✨涙が止まりませんでした。「話し合えば、わかりあえる」というセリフが映画「チルソクの夏」の中に出てきますが、このドキュメンタリーは、その通りだと思います。一人でも多くの人に見てもらいたい作品に仕上がっています(70代・男性・無職)

 

✨重いテーマだが、重苦しい映画でないのが良い。長く続いていく作品になりそうな気がする。

 

✨子供たちに拡められるよう頑張りたくなりました(男性・40代)

 

✨スヒョンさんの記憶をとどめるために是非全国で上映を!日韓のかけはしとして、学生の交流の重要性をあまることなく伝えていると感じました。音楽が素晴らしいです。主題歌もしみました(50代・男性)

 

✨イ・スヒョンさんのこと、ご両親のことをいつまでも忘れないでいられる様、この映画が全国で上映されることを祈ります。見た方はきっと、日韓交流の大切さを理解するでしょう(女性/50代)

 

✨日韓交流がこの映画を通して、政治より、文化・人的交流が深まることと確信しています(ジャーナリスト・男性)

 

✨心の救いになりました。そして自分たちがやっていくべき課題が見えてきました!(60代・男性)

 

✨国家間が難しい状況下であればなおさら、市民レベルの交流、特に若者の間の交流が大事であることを改めて感じた。

 

✨日韓民間交流に関わる多岐に渡る問題を考察する時間でした。

 

✨「かけはし」を観て、自分がいかに何も知らなかったかを知らされました。2001年1月26日に起きた出来事、その後のご両親のお気持ち、またそれに感動した人たちのあたたかい心、そしてできた留学生への奨学金の事、また、2部で知った日韓の交流会。ソンさんの日本人への思い、加藤さんの真面目な心、あすか村の人たちとの交流、その中でソンさんの心が少しずつとけていく、もっと歴史を知らなくてはと思いました。

 

✨歴史を学びなおしたいと思いました。

 

✨思ってた通り、とても良いドキュメント映画でした。人として、また、国と国とのかけはしとして、涙が出ました。やはり民間レベルの交流が、まず一歩ではないでしょうか。心打たれました。

 

✨映画上映を地元でやりたいと思います。

 

✨「かけはし」を、日本と韓国、日本と北朝鮮、日本と中国、日本と世界に広げたいなと思いました。

 

✨映画を見ながら何度も涙ぐんでしまいました。隣の国、仲良くしていきたいです。「かけはし」見られて良かったです。

 

✨若者たちの考えや行動を知ることができたことはとても感動し、未来に光が差したように思えた。

 

✨映画を見て新大久保での事故の事を詳しく知ることができました。亡くなった青年のご両親が立派な方で改めて尊敬の念を抱きました。

 

✨とても良い映画でした。民間では皆、こんなに勉強したり交流をして日韓関係は良好なのに、どこで歯車が外れているのでしょうか。悲しみさえ感じます。

 

✨イ・スヒョンさんとご両親の思いを知り、胸が熱くなりました。私も地球人の一人としてかかわっていきたいと思いました。

 

✨つらい気持ちを架け橋にかえ、むつかしい感情をたんたんと取り上げ感動にあふれた映画でした。

 

✨ス・ヒョンさんの愛と勇気に感動しました。なかなか行動には踏み込めない私ですが…。

 

✨平和の大切さ、思いやりの大切さを知りました。

 

✨国と国と考えるのではなく、人対人と考えること。争い事はいけません。争いはいけません。何のメリットもない。

 

✨若い人たちの考え方などに触れることができて良かったと思いました。

 

✨日韓の関係が今後よくなるといいなという思いを感じ、自分も歴史をもっと知りたいと思いました。

 

✨終戦の時私は小学校一年生でした。すべてが焼き尽くされた町で成長してきました。今の平和を大切にしていきたいと思いました。

 

✨私は今年で生きていたらイさんと同じ年齢になります。民間でこのような交流があったのを知りました。人として真面目に生きようと思いました。

 

✨2001年の事故は悲しいことでしたが…このような形でつながっていることに感動しました。